第21回警察歯科医会全国大会が開催されます
災害時にも地域を支える「警察歯科」という歯科医師の活動をご存じですか?
2026年8月1日(土)、和歌山県において「第21回警察歯科医会全国大会」が開催されます。
警察歯科の全国的な取り組みは、1996年に広島県で開催された「全国警察歯科フォーラム」から始まりました。
大規模災害や大事故が発生した際の身元確認などを大きなテーマとして、全国の歯科医師会が迅速に連携できる体制づくりについて協議・研修を重ねています。
今回の全国大会は、和歌山県歯科医師会の主管により開催されます。
開催日:2026年8月1日(土)
会場:ホテルアバローム紀の国(和歌山県和歌山市)
歯科医師が、災害時の身元確認に関わることがあります。
「警察歯科」という言葉を、初めて聞く先生もいらっしゃるかもしれません。
大規模災害や事故などで身元の確認が難しい場合、歯や治療痕、歯科診療記録などが重要な情報になることがあります。
そのため歯科医師には、日常診療とは異なる場面でも、専門職として社会を支える役割があります。
警察歯科医会全国大会は、こうした役割について全国の歯科関係者が情報を共有し、災害や事故への備えを深める機会となっています。
渋谷区歯科医師会でも、実際に訓練を行っています。
警察歯科は、全国大会だけの話ではありません。
渋谷区歯科医師会では、大規模災害時等に備え、渋谷警察署・原宿警察署・代々木警察署と連携した身元確認訓練を毎年実施しています。
さらに、日本歯科大学生命歯学部 歯科法医学講座とも協定を締結し、専門的な指導を受けながら研修を行っています。
つまり、渋谷区歯科医師会の地域活動は、
健診や講演会だけではありません。
万が一の災害や事故が起きたときにも、歯科医師として地域社会を支えられるよう、平時から行政・警察などと連携し、備えを続けています。
会員になると、診療室の外にも歯科医師としての役割が広がります。
日々、自院で患者さんを診療することが歯科医師の仕事の中心です。
一方、地域には、一医院だけでは担えない歯科医療の役割があります。
行政や警察、病院、他職種とつながり、地域全体で備える。
こうした活動へ参加できることも、地域の歯科医師会に所属する意味のひとつです。
また、実際にこうした活動へ参加した経験は、
患者さんには「地域を支えている医院」という信頼として、
スタッフには「地域に必要とされる医院で働いている」という誇りとして
伝えることもできます。
歯科医師会は、こんな活動もしています。
「歯科医師会は何をしているところなのか分からない」
そんな印象をお持ちの先生もいらっしゃるかもしれません。
渋谷区歯科医師会では、日々の診療を支える保険相談や学術活動だけでなく、地域歯科保健、医療連携、防災、警察歯科など、さまざまな取り組みを継続しています。
今回の警察歯科医会全国大会も、その一つの大切な活動です。
今後も、こうした普段は見えにくい歯科医師会の活動を積極的にお伝えしていきます。
「こんなことまでやっているんだ。」
そう知っていただくことから、地域の先生方との新しいつながりが生まれればと考えています。
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